小中学生が選ぶ2012年重大ニュース、身近で明るい話題が上位に
小学5年生〜中学3年生を対象に「2012年の重大ニュース」を尋ねると、身近で明るいニュースが上位に入った。学校ネット調べ。
大人とは社会の見え方が異なっている部分も多い小中学生。2012年はどんな出来事が気になったのだろうか。
学校ネットの調査によると、小学5年生〜中学3年生を対象に「2012年の重大ニュース」を尋ねたところ、トップは「ロンドンオリンピックで、日本がこれまでで一番多くのメダルを獲得(8月)」で18.9%だった。選んだ理由では「日本の誇りの数だと、思った」(福岡県・中1)、「これまでで一番メダルを獲得してくれて感動した!」(佐賀県・中1)といった声があった。
2位は「東京スカイツリーがオープン(5月)」(17.8%)、3位は「アップル、iPhone 5を発売(9月)」(17.0%)、4位は「阪神タイガースの金本選手が引退(9月)」(7.9%)、5位は「野田首相、TPPへの参加を先延ばしに(4月)」(7.8%)、6位は「山中教授、ノーベル生理学・医学賞を受賞(10月)」(7.4%)だった。
学校ネットでは「2012年は衆議院の解散や新政党の乱立、アメリカ大統領選挙や尖閣・竹島の領土問題など、例年よりも政治や国際分野のニュースが多かったが、小中学生は身近で明るいニュースに注目したようだ」とコメントしている。
インターネットによる調査で、対象は小学5年生〜中学3年生1716人。政治、経済、国際、社会、生活、スポーツ、の6分野から5つずつ、合計30のニュースをノミネートリストとして学校ネットが選定、12月3日からWebサイト上で予備投票を実施、得票数の多かった上位12のニュースについて本投票を行った。
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