グーグル検索を全力で使って人気クイズゲームの日本一を目指してみた:誠 Weekly Access Top10(2012年12月29日〜2013年1月4日)(2/2 ページ)
知識を競うクイズゲーム。しかし、どこでも簡単に検索できるようになった今、自分の知識だけで勝負するのは何かおかしいのではないか。ということで、グーグル検索を全力で活用してクイズゲーム「Answer×Answer Pocket」の日本一に挑んだら、結構いいところまでいってしまった……。
新人研修にしたらいいかも
そんなことを考えつつ、「Answer×Answer Pocket」の問題をグーグル検索を使いながら解いていったのだが、これが意外と面白いことに気付く。
「Answer×Answer Pocket」では基本的に問題に早く答えれば答えるほど、得られる点数が高くなる。検索すると時間をロスするため、自分の頭だけで考えて答える方が高い点数を得られることも多いのである。そのため、自分の頭で考えるか、検索するかの状況判断をコンマ数秒でやらないといけない。また、正解に最速でたどり着くまでの検索ワードを見つけるのも、かなり頭を使う。予測変換を活用したり、誤変換がタイムロスになるので日本語入力ソフトをインストールしたりとさまざまなテクニックも重要になる。
答えに最速でたどり着くためのベストな手段が問われるので、新人研修にもいいのではないかと思ったりした。検索で早く入力することもカギになるので、タイピングの練習にもなるだろう。
「Answer×Answer Pocket」ではクイズを解きながら北海道から沖縄県まで南下しながら47都道府県を回っていくのだが、気が付くとほぼ中間地点の福井県に着いたあたりで全国4位になっていた(イカサマだが)。最初のステージである北海道の参加者数を先ほど確認したら、24万人くらいいたのでかなりの上位であることが分かるだろう(イカサマだが)。
ここまでは課金しないで進めていたのだが、せっかく上位に入っているので最速で全国制覇してみようということで全力で課金することに決める。グーグル検索を全力で活用したプレイヤーがトップでクリアすれば、ある意味での問題提起にもなるかもしれない。もちろん、中には制限時間が短いステージもあるので、検索能力だけでは先に進めないのではあるが。
ただし、全国4位ではあったのだが、その時点でのトップはすでに岡山県まで進んでおり、その差は9県ほど。残り県数が筆者24県に対して、トップの人が15県と割と絶望的な位置である。イカサマ効果で全力で追って、一時は1県差まで迫ったのだが、最終的には届かず、トップから7時間遅れの2位という僅差で全国制覇することとなった。
年末の三連休にほとんど寝ずにプレイし続けたので、体重は4キロ減。まさかスマホゲームでダイエットできるとは思わなかった。
急病ということで会社を休めばトップになれた可能性もあったのだが、そんなことが許されそうな会社はドワンゴくらいなので自重してしまった。ただ、完全にヒールポジションのプレイヤーになるので、クイズ界の平和(?)が守られたといえば守られたと言えるのかもしれない。
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