才能や金銭などの理由で……夢をあきらめたのは何歳?
現在かなえたい夢を持っている人はどのくらいいるのだろうか。20〜50代の男女に聞いたところ、全体の76%は「持っている」と回答した。キリンビール調べ。
現在かなえたい夢を持っている人はどのくらいいるのだろうか。20〜50代の男女に聞いたところ、全体の76%は「持っている」と回答していることが、キリンビールの調査で分かった。また10年前と比べても夢の価値は「変わらない」と答えた人は50%。「景気が厳しく不安定な状況が続いたり、政局不安が叫ばれる中でも、現在の日本人はしっかりと夢を持って生きていることがうかがえた」(キリンビール)
夢の内容を聞いたところ「ロボットを作る」「家族でオーロラを見に行く」「宇宙旅行に行ってみたい」といったことから、「製造業で自分にしかできない製品を作る」「伝統工芸職人として伝統工芸品を作り続けることで生活できるようになる」など仕事に直結する内容も目立った。また「今の彼と結婚」「子どもと将来お酒を飲むこと」など家族に関する夢も多かった。
夢をあきらめたのは24歳
2013年に成人式を迎える人で、現在夢を持っている人はどのくらいいるのだろうか。新成人に聞いたところ、85%が「持っている」と回答。他の年代に比べ、夢の保持率は最も高いことが分かった。「いろいろと不安な世の中だからこそ、長期的な目標とも言える夢を持ち、自分の将来を見据えて動く若者が多いのかもしれない」(キリンビール)
現在夢がないという人の78%は「夢をあきらめたから」と回答。また夢をあきらめた時期は、平均で24歳。あきらめた理由として「才能の限界を感じたから」(33%)が最も多く、次いで「金銭的問題を感じたから」(17%)、「物理的に困難だったから」(14%)「年齢的限界を感じたから」(13%)と続いた。
ただ現在夢がないという状況でも、夢を持ちたいという人は67%。夢を持っていない人の共通点を探ったところ「趣味がない」という傾向がうかがえた。「夢がないという人は、まずは打ち込める趣味を探すと、自分の夢が見えてくるかもしれない」(同)
インターネットによる調査で、20〜50代の男女1000人が回答した。調査期間は2012年12月12日から14日まで。
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