働く女性が、「仕事を楽しむ人」を彼氏にしたいワケ:仕事をしたら“モテ”が見えてきた(6/6 ページ)
「仕事を楽しんでいる男性はモテる」――。JTBモチベーションズが行った調査で、こんな結果が出た。働く女性の3人に1人は「仕事を楽しむタイプ」を恋人にしたいそうだが、なぜこうした男性がモテるのか。同社の担当者に話を聞いた。
女性は「出世しそうな人」を選んでいる
土肥:菊入さんのお話を聞いていて、女性は見る目があるなあと思いました。
菊入:どういうことでしょうか?
土肥:女性は恋人にしたいタイプとして「仕事を楽しむ男性」を選んでいる。仕事を楽しむタイプというのはモチベーションが高い傾向があるわけですよね。これはビジネスパーソンにとっては大切なこと。やる気が高ければ、成果を出しやすい。
菊入:ですね。逆に仕事を楽しんでいない人は、周囲からの信頼を得にくくなる。例えば、やる気を失って会社を休んでしまう。そんな人と一緒に仕事をしていても、信頼できないですよね? 女性からすると、そんな浮き沈みのある人と付き合うのは危険だなあと感じるわけですよ。
土肥:ちなみに恋人にしたいタイプで最も人気がなかったのは「出世志向」。また恋人にしたくないタイプでも「出世志向」。「オレは出世するぞ〜、絶対に〜」とギラギラしている人はモテないようですね(苦笑)。
菊入:出世志向タイプの男性はつまらないな、と女性は感じているのではないでしょうか。仕事を楽しむタイプというのは仕事の「プロセス」を重視しているのですが、出世志向タイプは「結果」を重視している。で、出世志向が強い人は、結局出世できないと思うんですよ。
土肥:き、厳しい意見ですね。サラリ……と(笑)。
菊入:高い給料をもらうためには、仕事で成果を出さなければいけません。仕事で成果を出すためにギラギラしているような人は、戦略を間違っているのではないでしょうか(笑)。でも女性は「出世タイプは嫌」と言いながらも、結局は「出世しそうな人」を選んでいるわけですよ。仕事を成果を出すためには、まず仕事を楽しまなければいけないわけですから。
土肥:なるほど。「女性は男性の未来を買う」とも言いますからね。一方の男性は「女性の今を買う」とも言います。ちなみに、男性が恋人にしたい女性のタイプは「見た目」がトップ。分かりやすいですね(笑)。
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