「勉強を頑張ってたもんね」「すごいね」、子どもがやる気を出す言葉とは
小学1年生から高校3年生までの男女に「親に言われると勉強のやる気が出るひと言」を聞くと、「努力を認める言葉」と「ほめる言葉」が上位だった。すららネット調べ。
勉強してほしいとは思っても、なかなかその通りにはしてくれない子ども。どうすれば子どもたちのやる気を引き出せるのだろうか。
すららネットの調査によると、小学1年生から高校3年生までの男女に「親に言われると勉強のやる気が出るひと言」を尋ねたところ、「努力を認める言葉(例:勉強を頑張ってたもんね)」(38.6%)と「ほめる言葉(例:すごいね)」(35.8%)が上位だった。
一方、「親に言われると、勉強のやる気をなくすひと言」を聞くと、トップは「勉強を強要する言葉(例:勉強しなさい)」で63.1%と断トツ。以下、「けなす言葉(例:だからあなたはダメなのよ)」「友人と比較される言葉(例:○○ちゃんは成績上がったんだって)」がそれぞれ47.7%で続いた。
勉強で親を頼りにする子どもは少数派
「勉強で一番頼りにしている相手」では、「塾の先生」が33.5%でトップ。「学校の先生」(18.2%)や「友達」(17.9%)が続き、「母親」(9.1%)や「父親」(5.7%)は少数派だった。
「親が勉強の妨げだと思ったことはありますか?」と尋ねると、「ある」は46.0%とほぼ半数。具体的には「家の手伝いを言いつけられる」(42.6%)、「勉強を中断して、風呂や食事をするよう指示する」(38.3%)、「能力の限界を決める発言をする」(37.0%)、「テレビや大きな話し声などのうるさい声をたてる」(35.8%)などの割合が高かった。
インターネットによる調査で、対象は小学1年生から高校3年生までの男女352人(男性52.8%、女性47.2%、小学生13.9%、中学生80.7%、高校生5.4%)。調査期間は2012年12月28日から2013年1月10日。
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