主婦の“へそくり”が大幅に増えている――金額は?
2012年の冬のボーナス、手取り額はいくらでしたか? 20〜50代のサラリーマン世帯の主婦に聞いたところ、平均金額は昨冬から0.6万円増の62.1万円だった。損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ生命保険調べ。
2012年の冬のボーナス、手取り額はいくらでしたか? 20〜50代のサラリーマン世帯の主婦に聞いたところ「50万〜75万円未満」(35.2%)と「25万〜50万円未満」(30.4%)がともに3割を超え、平均金額は昨冬から0.6万円増の62.1万円であることが、損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ生命保険の調査で分かった。調査開始以来最高額となった2008年冬(70.5万円)と比較すると8.4万円減少しており、依然として厳しい状況がうかがえた。
冬のボーナスの中から、夫にはどのくらいの金額を渡した(渡そうと考えている)のだろうか。具体的な金額を聞いたところ「0円(渡さない)」が50.4%でトップ。家計を預かる主婦の財布のひもは堅いようだ。ただ昨年の調査結果と比べると、渡した人の平均額は「7.4万円」→「11.2万円」と大幅に増えており、夫をいたわる妻の姿がうかがえた。
へそくりの平均額は414.6万円
冬のボーナスを夫に渡さない、という主婦は半数ほどいたが、夫に内緒でへそくりをしている人はどのくらいいるのだろうか。「へそくりがある」と答えた人は45.4%。また「へそくりがある」人にその金額を聞いたところ「100万円未満」(28.6%)が最も多く、次いで「100万〜200万円未満」(20.7%)、「200万〜300万円未満」(14.1%)、「1000万円以上」(12.8%)、「500万〜600万円未満」(9.7%)と続いた。
へそくりがある人の平均額は「414.6万円」、昨年に比べ38.5万円も増加。ちなみに最高額は「5000万円」だった。
インターネットを使った調査で、20〜50代のサラリーマン世帯の主婦500人が回答した。調査期間は2012年12月8日から12日まで。
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