「外食」の予算はいくら? 男性の「内食」化が進む
あなたはランチに行くとき、どんなお店に行きますか? 20〜50代のビジネスパーソンに聞いたところ「定食屋・食堂」「社食」が同率でトップであることが分かった。ロイヤリティ マーケティング調べ。
あなたはランチに行くとき、どんなお店に行きますか? 20〜50代のビジネスパーソンに聞いたところ「定食屋・食堂」「社食」が同率でトップであることが、ロイヤリティ マーケティングの調査で分かった。次いで「洋食屋・洋食レストラン」「ファミリーレストラン」「牛丼屋」「うどん・そば」「ラーメン屋」という結果に。
男女別でみると、1位の「定食屋・食堂」は男性の支持が高く、同率1位の「社食」は男女ともに支持が集まった。3位の「洋食屋・洋食レストラン」と4位の「ファミリーレストラン」は女性、4位の「牛丼屋」と6位の「ラーメン屋」は男性が目立った。
男性の「内食」化が進む
レストランなどで食べる「外食」、コンビニなどでお弁当を買ってきて食べる「中食」、家から持って来たお弁当などを食べる「内食」――この3つの予算と頻度を聞いた。「外食」の予算は、男性が平均603円、女性が同680円と、男性よりも女性のほうが80円近くも高い。「ただ『外食』の頻度は女性のほうが低いことから、女性は男性に比べて、ランチでの『外食』において価格よりも、食べたいメニューや行きたいお店を重視していることがうかがえた」(ロイヤリティ マーケティング)
また「外食」の頻度は、昨年に比べて男女平均で1日減少した。特に男性の「外食」頻度は2日減となる一方、「内食」は2日増となった。
ランチに手作り弁当を持参する頻度が高い人に、誰が弁当を作っていますかと聞いたところ、女性は「自分」、男性は「パートナー」と答えた人が多かった。また自分で弁当を作っている男性は約20%、5人に1人が“弁当男子であることが分かった。中でも20代の弁当男子の割合は高く、4人に1人という結果だった。
インターネットによる調査で、20〜50代のビジネスパーソン2116人が回答した。調査期間は2012年12月17日から25日まで。
関連記事
- なぜコンビニは人気のない「エッグタルト」を売り続けるのか
ローソンでスイーツの販売データを見せてもらった。それによると「エッグタルト」はあまり売れていないのに、店頭に並び続けている。人気のない商品は消えていくはずなのに、なぜ「エッグタルト」を売り続けるのか。 - なぜ人は駅で買い物をするのか? 潜在意識を分析した
何気なく歩いていて、ついつい買い物をしてしまった。こんな経験をしたことがある人も多いのでは。なぜ人は移動中に買い物をしてしまうのか。生活者の購買行動などを分析している「ジェイアール東日本企画 駅消費研究センター」の担当者に話を聞いた。 - エキナカ自販機の売上が、伸びている理由
自販機市場が低迷する中、売り上げを伸ばしている会社がある。そのひとつが「東日本ウォータービジネス」社だ。同社はエキナカに自販機を展開しているが、どのようにして売り上げを増やしていったのか。そのナゾに迫った。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.