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社長の私が、20代の社員に「アホ!」と言われた――なぜ?仕事をしたら“生保”ができた(後編)(5/5 ページ)

「ハトが選んだ生命保険に入る」――。ライフネット生命のこの広告を見たことがあるだろうか。堅いイメージが強い保険会社の広告とは思えないが、この企画を巡って社内でちょっとしたトラブルがあった。それは……。

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チャンスがあれば海外展開

土肥:社長はご自身のことをどのように分析されていますか? 

出口:尊敬する人物は何人かいるのですが、そのひとりが「フビライ」。フビライは元(げん)の初代皇帝で、人使いの名人でした。自分より20歳、30歳若い外国人も平気で使っていました。やる気のある優れた若者を世界から集めてきたからこそ、フビライは大きな国を造りあげたのでしょう。そうした人物に憧れているので、若い社員にちょっと言われても平気ですね。

 ちなみに私は歴史オタク。歴史上、何かを成し遂げた人物は、年齢とか性別とか人種とか経験とか、そういったものに無頓着な人が多いですよね。

土肥:最後に、ひとつだけ聞かせてください。ネット生保は、海外にあまりないんですよね。会社を設立されて今年で7年目になりますが、いろいろと知見が溜まったと思います。その知見を生かして、海外に打って出る予定はありますか?

出口:ビジネスを「国内・海外」に分けようとは思っていません。ビジネスチャンスがあれば、そこに打って出るのがビジネスというもの。そもそも国や地域によって分ける、という発想が私には理解できません。

土肥:チャンスがあれば、海外展開をするということですね。

出口:はい、展開しますよ。

(終わり)

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