平均年収1000万円以上の人が、就活生に勧める企業はどこ?
高年収のビジネスパーソンは、就活生にどんな企業を勧めているのだろうか。平均年収が1000万円を超えている人たちに聞いた。ビズリーチ調べ。
高年収のビジネスパーソンは、就活生にどんな企業を勧めているのだろうか。平均年収が1000万円を超えている人たちに聞いたところ、3年連続で「三菱商事」がトップであることが、転職サイト「ビズリーチ」の調査で分かった。理由を尋ねると「海外での勤務経験が積める」などグローバルに活躍できるメリットのほか、「優秀な人材の中で成長できる」といった声が目立った。
2位は「トヨタ自動車」(昨年2位)、以下「ソフトバンク」(同7位)、「グーグル」(同5位)、「三井物産」(同4位)、「ファーストリテイリング」(同11位)という結果に。「トヨタ自動車」を挙げた人からは「世界水準のものづくりを学べる」「グローバル競争に勝つ戦略を学べる」といったコメントが多く、「ビジネスパーソンの選定基準は、グローバルに活躍できる人材になるための経験を積めるかどうかがポイントになっている」(ビズリーチ)
また「ソフトバンク」「楽天」「ファーストリテイリング」といった今後の成長性を期待される企業が上位に。「グーグル」のほか、8位に「アップル」(同14位)、10位に「アマゾン」(圏外)など世界で認められている外資系企業もランクインした。
就活生に勧める業界
高年収のビジネスパーソンは、就活生にどの業界を勧めているのだろうか。この質問に対し「商社」(41%)が最も多く、次いで「ITサービス・ソフトウェア」(39%)、「医薬品」(37%)、「コンサルティング」(24%)、「通信」(22%)と続いた。
一方、入社を勧めない業界は「証券」(29%)、「銀行」(27%)、「生保・損保」(26%)、「信販・クレジットカード・リース」(24%)など金融機関が上位に並んだ。
インターネットによる調査で、平均年収1048万円のビジネスパーソン2228人が回答した。調査期間は2012年11月26日から12月3日まで。
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