インタビュー
なぜ内定をもらえない学生が出てくるのか――彼らの行動を分析した:仕事をしたら“就活生の動き”が見えてきた(前編)(7/7 ページ)
学生の就活が本格化しているが、内定をもらえる人ともらえない人でどのような違いがあるのか。これまでよく分からなかったことが、ビッグデータで明らかになってきたという。就活生の行動を分析している、リクルートキャリアの担当者に話を聞いた。
土肥:以前は長い時間をかけて、やっと「Aさんは、野球選手だったんだ。どのポジションかな?」といった感じだったわけですね。でも面接が始まるまではだいたい4カ月くらい。1カ月くらいかけて「野球選手だったんだ」と言われても、そのときには“もう手遅れ”といったケースもあったのではないでしょうか。
リク:残念ながら、役に立てていなかったケースもあったと思います。でもビッグデータを使って、高速スピードで処理できるようになってからは、そうした問題は解消されるでしょう。
土肥:ところで、「ピッチャー」「キャッチャー」「センター」では好みが違いますよね。そうした情報はどのように提供されているのでしょうか?
リク:そこも工夫しているんですよ。
土肥:ぜひ、聞かせてください。
リク:分かりました。
(つづく)
関連記事
- 「就活できない」就活生が急速に増加中
リクルートスーツ姿の就活生が、合同説明会などに列を成している映像をみたことありませんか。「就活は大変」という前に、「就活できない」就活生が、実は存在します。 - どうすればいいのか? 年収300万円時代がやって来る
景気低迷などの影響を受け、会社員の給料が下がり続けている。低年収時代に会社員はどのように生きていけばいいのだろうか。この問題について、人事コンサルタントの城繁幸さんとフリーライターの赤木智弘さんが語り合った。 - 大企業の正社員、3割は会社を辞める
東日本大震災の発生以降、「今後どのように働いていけばいいのか」と考えるビジネスパーソンも多いのでは。ポスト大震災の働き方について、人気ブロガーのちきりんさんと人事コンサルタントの城繁幸さんが語り合った。 - 「転職にご興味は?」と電話がかかってきたら――会社の怖い話
知人から「転職エージェントから、突然会社に電話がかかってきた。面談に応じるべきだろうか」という相談を受けました。質問です。もしあなただったら、どうしますか? - 35歳になった時に心得ていないと、ヤバイこと
仕事で成果を上げていくためには、「職務遂行能力」と「仕事への意識・考え方」の双方を身に付けることが大事だという筆者。特に仕事への意識は差が付きやすいということだが、それを高めるにはどのようにすればいいのだろうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.