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女子はどんな就職先を探しているのか? 男子の知らない世界に迫る仕事をしたら“就活生の動き”が見えてきた(後編)(5/5 ページ)

学生の就職活動が本格化している。リクルートキャリアはビッグデータを活用したことで、これまで分からなかった就活生の動きが見えてきたという。中でも女子学生の行動パターンにはある特徴があった。それは……。

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学生の行動や志向に合わせた情報を提供


新卒事業本部の西畑俊樹さん

リク:ドイさんは、ECサイトでモノを買われたりしますか?

土肥::はい。

リク:その場合、商品に興味を持ってから実際に購入するまで、どのくらいの時間をかけますか?

土肥:そうですね……新刊の書籍なんかは価格が変わらないので、即決。あと時間が経てば価格が下がりそうなモノは「今日は値下がりしたかな?」とチェックすることもありますが、実際に値下がりしても買わないことがあります。チェックしているのは、期間にして1カ月くらいですかね。

リク:普通のECサイトの場合、ある商品に興味を持ってから購入するまであまり時間をかけないことが多いですよね。でも就活はもっと時間をかけて取り組むもの。就活にまつわる情報量は飛躍的に増えましたが、その情報をうまく整理・活用しきれていない状況があります。私たちは、一人ひとりの学生の行動や志向に合わせて最適化した情報を提供することで、自分と相性の良い企業に出合えるような仕組みを作っていかなければいけません。

土肥:データによると「内定を獲得できる学生」というのは、視野が広く、行動力があるということでしたよね。内定をとれそうな学生……増えそうですか?

リク:1月28日現在の数字でみると、昨年同期比で内定獲得に近い活動ができている学生は135%に増えました。

土肥:おー。このまま推移すると、リクナビを使っている学生の内定率は上がりそうですね。

リク:そうあってほしいですね。ただ、内定獲得はゴールではありません。視野を広げることで、一人ひとりが納得できる会社が必ず見つかると思います。そこで長く活躍してほしいですね。

(終わり)

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