年代によって違う、ビジネスネタの情報源
ビジネスパーソンは自分のコミュニケーション能力がどのくらいあると思っているのだろうか。20〜50代のビジネスパーソンに、日本語力などを自己評価してもらった。Gaba調べ。
ビジネスパーソンは自分のコミュニケーション能力がどのくらいあると思っているのだろうか。20〜50代のビジネスパーソンに、日本語力を自己評価してもらったところ、平均が66点だったのに対し、英語力は21点にとどまっていることが、Gabaの調査で分かった。
ビジネスマナーの平均は61点、ビジネススキルは59点という結果に。また仕事へのモチベーションは61点で、年代別にみると、20台57点、30代58点、40代64点、50代65点。「給与アップやビジネススキル向上によって仕事を面白く感じるようになれば、仕事に対するモチベーションが向上するのか、そもそも仕事に対する価値観が若い世代とベテラン世代では異なっているのか、興味深い結果となった」(Gaba)
ビジネスネタの情報源
ビジネスパーソンのコミュニケーションに欠かせないのがビジネストーク。そのビジネストークを盛り上げるためには多くの引き出しを用意する必要があるが、ビジネスパーソンはどのような方法で情報収集をしているのだろうか。
ビジネストークためにネタを収集している人(約7割)に、情報源を聞いたところ「テレビ」(74.9%)がトップ。次いで「インターネット(ニュースサイトなど)」(67.3%)、「新聞」(53.3%)、「友人・知人」(34.4%)、「雑誌(週刊誌やビジネス誌など)」(28.6%)と続いた。
「新聞」と答えたのは年代が高くなるほど増え、50代では61.6%。一方「SNS、ミニブログなどソーシャルメディア」は若い年代で多く、20代で34.5%。また20代では「上司・同僚」も32.7%と他の年代よりも高い結果に。
インターネットによる調査で、関東または関西に住んでいる20〜50代のビジネスパーソン1000人が回答した。調査期間は3月7日から11日まで。
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