仕事でストレスを感じている人は9割――どんなことに?
新年度を迎え、仕事でストレスを感じている人はどのくらいいるのだろうか。20〜30代のビジネスパーソンに聞いたところ「感じている」と答えたのは89.0%だった。楽天ショウタイム調べ。
新年度を迎え、仕事でストレスを感じている人はどのくらいいるのだろうか。20〜30代のビジネスパーソンに聞いたところ「感じている(とても+ややを含む)」と答えたのは89.0%。10人中9人が程度の差こそあれストレスを感じていることが、楽天ショウタイムの調査で分かった。
次に、仕事上でどんなストレスを感じているのかを聞いたところ「給与や収入に関して」(36.0%)がトップ。以下「新しい仕事への適応」(29.7%)、「新しい上司や部下との人間関係」(28.7%)、「労務時間」(22.7%)、「新しい仕事に対する責任や重圧」(20.3%)という結果に。「長引くデフレや非正規雇用の影響もあってか金銭面のストレスを感じている人が多い。また新しい仕事や人間関係に関するストレスも10人中3人が訴えている」(楽天ショウタイム)
ストレス発散によいと思う行動
ストレス発散によいと思う行動は何ですか? この質問に対し「体を動かす」(59.7%)が最も多く、次いで「買い物をする」「お酒・グルメを楽しむ」(いずれも58.7%)、「旅行をする」(55.3%)、「映画を見る」(49.3%)と続いた。
実際、ストレス発散のために行っていることを聞いたところ「お酒・グルメを楽しむ」(41.0%)がトップ。次いで「買い物をする」(39.3%)、「音楽を聴く」(33.3%)、「体を動かす」(27.7%)だった。全体的に「よいと思う行動」よりも「実際行っている行動」のほうが割合が低い。「ストレス発散のための行動は“頭で分かっていても行動に移しにくい”ようだ。まずは手軽にできることから始めることが大切なのかもしれない」(楽天ショウタイム)
インターネットによる調査で、20〜39歳までの男女300人が回答した。調査期間は4月12日から15日まで。
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