世の喫煙パパ――61.4%は自宅でも「禁煙」または「分煙」
「禁煙」や「分煙」を採用している職場が当たり前になってきているが、世の喫煙パパたちは、自宅で自由にタバコを吸うことができているのだろうか。普段タバコを吸っている父親に聞いた。オウチーノ編集部調べ。
「禁煙」や「分煙」を採用している職場が当たり前になってきているが、世の喫煙パパたちは、自宅で自由にタバコを吸うことができているのだろうか。普段タバコを吸っている父親に、自宅での喫煙自由度を聞いたところ「自由に吸うことができる」と答えたのは38.6%、「ベランダや換気扇の下など、一部の場所で吸うことができる」が46.2%、「全く吸えない」が15.2%であることが、オウチーノ編集部の調査で分かった。
自宅が「禁煙」状態である人に、自宅にいるときにタバコが吸いたくなったらどうしているのかを聞いたところ、「外出して吸う」(63.1%)がトップ。次いで「我慢する(ガムなど他のもので気を紛らす)」(21.4%)という結果に。「喫煙者にとってくつろぎのひとときである一服の時間だが、現状では確保するだけでも一苦労のようだ」(オウチーノ編集部)
今後もタバコを吸いますか?
あなたは今後もタバコを吸い続けようと思いますか? この質問に対し「今後も吸い続ける」が48.4%、「いつかはやめたい」が51.6%。
「いつかはやめたい」と答えた人に、その理由を聞いたところ「健康が気になるから」(50歳)や「経済的負担が大きいから」(46歳)が目立った。やはり健康面・経済面はお父さんたちの心配のタネであるようだ。
一方、「今後も吸い続ける」と答えた人に、その理由を尋ねると「やめる必要がないと思うから」(24歳)、「マナーを守れば、喫煙するのは問題ないと思うから」(50歳)などそもそもやめる意思がない意見と、「やめたくてもやめれないから」(29歳)と意思はあるがやめれないという意見に分かれた。
このほか「ストレス発散の唯一の手段のため」(39歳)、「リラックスして仕事がはかどるから」(53歳)という意見も多く、喫煙できる場所が減ろうが、タバコの価格が上がろうが、吸えないことによる支障のほうが大きいと感じる人が多いようだ。
インターネットによる調査で、普段タバコを吸っている父親552人が回答した。調査期間は5月31日から6月2日まで。
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