撮影現場では何が起きていたの？ キリン、話題のCM「カンフースター篇」：仕事をしたら“みんなの夢”をかなえることができた（5/5 ページ）

キリンビールのCM「カンフースター篇」が話題になっている。ネット上では「泣けた」「素晴らしい」といった声が続出しているが、撮影現場ではどのようなことが起きていたのか。撮影に携わった同社の担当者に話を聞いた。

[土肥義則，Business Media 誠]

今村さんと広報Kさんの夢

キリンビールの今村恵三さんの夢は？

土肥：では最後に、今村さんの夢を教えていただけますか？

広報Y：待ってましたー。前回のプロレス篇の取材のときも、最後の質問はこれでしたからね（関連記事）。

今村：えー、聞いてないですよー。

広報Y：事前に言っておけばよかったですかねえ。すいません……。

土肥：いやーそれはダメでしょう。準備していたらカッコイイ夢しか出てこないですから（笑）。

今村：うーん。難しいなあ。（しばらく考えて）私は会社のスキー部に所属していて、スノーボード部門のチームリーダーを務めているんです。団体戦では2年連続で2位という結果に終わっているので、ぜひ優勝したいですね。

土肥：なるほど。ちなみに（広報の）Kさんの夢は何ですか？

広報K：えっ、私ですか？　えと、えと……私は学生時代にキャビンアテンダントになりたいなあと思っていたんですよ。いまさらなることは難しいので、“ごっこ”をしたいですね。

土肥：“ごっこ”って（笑）。

広報Y：Kさんの夢はこの企画でかなえてもらえなくても、歌舞伎町あたりに行けば“ごっこ”ができますよ（笑）。

広報K：いやですよー、そんなのー（涙）。

一同：ははは。

（終わり）