調査リポート
自動車関連の保険と税制の見直しについて――認知は半数以下(2/2 ページ)
2013年4月から自賠責保険の保険料が見直されたが、このことを知っている人はどのくらいいるのだろうか。20〜60代のプチバン所有者に聞いた。イード調べ。
「スライドドアや室内の広さといった ミニバンの要素を持つコンパクトカー」“プチバン”は各メーカーからの新型車の投入が相次ぎ、新車販売台数(2013年5月:自販連・全軽自協調べ)でもトップ10に3車種がランクイン。プチバンを利用している人はどういった理由で購入したのだろうか。
プチバン利用者に購入したきっかけを聞いたところ「運転が楽なクルマがほしくなった」(15.5%)がトップ。次いで「子どもが生まれる(生まれた)」「実際に試乗してみて気に入ったから」(いずれも14.4%)と続いた。
年代別でみると、20代は「子どもが生まれる(生まれた)」(27.0%)、「移動にクルマが必要になる(なった)」(20.5%)、「結婚する(した)」(17.5%)、「就職する(した)・仕事が変わる(変わった)」(9.0%)、30代は「子どもが生まれる(生まれた)」(29.5%)、60代は「運転が楽なクルマがほしくなった」(26.0%)、「仕事を定年退職する(した)」(11.0%)といった項目が上位に。「プチバン購入のきっかけはライフステージの変化(「就職」「結婚」「出産」「定年」)が影響している結果となり、幅広い年齢層が、それぞれのライフスタイルにあわせてプチバンを選んでいることが分かった」(イード)
インターネットによる調査で、20〜60代のプチバンを所有している男女1000人が回答した。調査期間は5月21日から31日まで。
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