新入社員の海外志向――二極化が進む（2/2 ページ）

この春就職した新入社員で、海外で働きたいと思っている人はどのくらいいるのだろうか。「海外で働きたい」と思っているのは4割に対し、「働きたいと思わない」が6割だった。産業能率大学調べ。

[Business Media 誠]

学校の英語教育

　学校の英語教育が役に立ったと思っている人はどのくらいいるのだろうか。「役に立ったと思う」と答えたのが44.1％に対し、「役に立たなかったと思う」が55.9％。役に立たなかった理由として「会話の能力が身につかなかった」「テストで点を取るための勉強だった」といった声が目立った。一方、役に立ったという人からは「文法をしっかり学ぶことができた」といった意見があった。

学校の英語、役に立ちましたか？　（出典：産業能率大学）

　インターネットによる調査で、2013年度に入社した新入社員793人が回答した。調査期間は6月18日から24日まで。