よく行く牛丼チェーン――男女で違い
牛丼チェーンが高価格路線を模索し始めているが、消費者はどの店をよく利用しているのだろうか。全国の男女に聞いた。ソフトブレーン・フィールド調べ。
牛丼チェーンといえばこれまで安さを売りにしてきたが、ここにきて“安売り”からの脱却を図り高価格路線を模索し始めている。そんな中、消費者はどの牛丼チェーンをよく利用しているのだろうか。
10〜80代の男女に、よく行く牛丼チェーンを聞いたところ「すき家」(37%)を挙げる人が最も多く、次いで「吉野家」(35%)、「松屋」(19%)であることが、ソフトブレーン・フィールドの調査で分かった。一方「行かない」と答えた人が41%いた。
男女別にみると、女性は「すき家」(34%)、「吉野家」(27%)、「松屋」(13%)と続き、「行かない」は50%。一方の男性は「吉野家」(49%)、「すき家」(44%)、「松家」(31%)と続き、「行かない」は25%にとどまった。
「行かない」と答えた人に、その理由を聞いたところ「牛丼も嫌いじゃないし、外食もよくするのだが、なぜか行く気にならない。何となく安っぽいイメージがあるから」(25歳男性)や「男性ばかりで入りづらい」(34歳女性)といった声があった。
最も好きな牛丼チェーン
よく行く牛丼チェーンの中で最も好きなところは? この質問に対し、女性は「すき家」(44%)が最も多く、次いで「吉野家」(35%)、「松屋」(11%)、「なか卯」(8%)と続いた。一方の男性は「吉野家」(43%)が最も多く、次いで「すき家」(31%)、「松屋」(20%)、「なか卯」(4%)という結果に。
年代別にみると、20代以下と30代以下は「すき家」が1位で、40代以上は「吉野家」が1位に。年代が上がるごとに「吉野家」が好きな人が増えている結果となった。
インターネットによる調査で、全国の男女5338人が回答した。調査日は7月2日。
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