高校生に聞く、SNSをどのように使っていますか
リクルートマーケティングパートナーズは、高校生のWeb利用状況を発表した。それによると、高校生でスマートフォンを持っているのは55.0%。所有率がこの2年間で3.7倍に拡大していることが分かった。リクルートマーケティングパートナーズ調べ。
リクルートマーケティングパートナーズは8月1日、高校生のWeb利用状況を発表した。それによると、高校生でスマートフォンを持っているのは55.0%。所有率は2011年の3.7倍(2011年14.9%→2012年39.2%、2013年55.0%)となり、2011年の調査開始以来、初めて携帯電話の所有率(2013年46.4%)を上回った。
現在利用しているSNSを聞いたところ「LINE」(52.8%)と答えた人が最も多く、次いで「Twitter」(50.4%)、「Facebook」(27.0%)、「mixi」(12.4%)、「GREE」(9.9%)と続いた。2011年からの伸び率では「Twitter」と「Facebook」は増加したが、「GREE」「mixi」は減少した。男女別でみると、男性は「Facebook」「GREE」、女性は「LINE」「Twitter」「mixi」を利用している人が目立った。
またSNSの利用目的を聞いたところ、LINEは「友人・知人とのコミュニケーション」(69.0%)を挙げる人が多く、Twitterが「暇つぶしとして」(51.6%)、「最新情報の入手先」(50.6%)がそれぞれ半数を占めた。Facebookについては「友人・知人とのコミュニケーションツールとして」(32.9%)、「GREEとmixiについては「最新情報の入手先」(25.3%、26.3%)として利用している人が多い。
各サイトで交流している知り合いの数については、LINEの友だち数は平均59.2人だが、うち実際に面識がある知り合いは73.6%と、全サイト中最高。一方、Twitterでフォローしている数は平均214.5人だったが、うち実際に面識がある知り合いは11.8%にとどまり、全サイト中最低だった。
インターネットによる調査で、全国の高校生800人が回答した。調査期間は6月28日から7月1日まで。
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