新型iPhone、買いますか?
新型iPhoneが発売されることになったが、購入を検討している人はどのくらいいるのだろうか。15〜69歳の男女に聞いた。マクロミル調べ。
新型iPhoneが発売されることになったが、購入を検討している人はどのくらいいるのだろうか。15〜69歳の男女に聞いたところ、iPhone 5の後継機となるiPhone 5sについては、全体の24.4%は「購入したい(予約する+予約しないがすぐ購入する+いずれ購入するつもり)」と答えていることが、マクロミルの調査で分かった。なかでも現iPhoneユーザーの購入意向は39.7%と高い割合を示した。
キャリア別でみると、特に購入意向が高いのはソフトバンクのiPhoneユーザー(42.3%)。また動向が注目されるドコモの利用者では、Androidユーザーの29.3%、フィーチャーフォンユーザーの24.1%が購入意向を示した。ちなみに廉価版のiPhone 5cについては、全体の13.3%が購入したいと答えた。
どの色を選ぶ?
もし新型iPhoneを購入するとしたら、どの色を選びますか? この質問に対して、iPhone 5sは「シルバー」(43.0%)と答えた人が最も多く、次いで「ゴールド」(29.4%)、「スペースグレイ」(27.6%)という結果に。
一方、カラーバリエーションが特徴のiPhone 5cは「ホワイト」(41.3%)がトップ。次いで「ブルー」(20.2%)、「ピンク」(16.6%)、「グリーン」(14.2%)、「イエロー」(7.7%)と続いた。
またiPhoneの魅力について聞いたところ、iPhoneユーザーの1位は「デザイン」(60.9%)。次いで「アプリの豊富さ」(57.1%)、「ブランドや世界観」「直感的で分かりやすい操作性」(いずれも53.4%)、「ボディの形状・サイズ」(48.4%)と続いた。
一方、Androidユーザーは「アプリの豊富さ」「デザイン」「ブランドや世界観」が40%弱で上位に。iPhoneユーザーとAndroidユーザーでギャップが見られたのは「直感的で分かりやすい操作性」(iPhone:53.4%、Android:21.8%)「タッチパネルの反応感度」(46.6%、22.0%)など実際に使用しないと分からないポイントが目立った。
インターネットによる調査で、15〜69歳の男女2000人が回答した。調査日は9月11日。
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