宮崎駿監督作品の中で、最も好きなのは?
宮崎駿監督の映画を見たことがある人はどのくらいいるのだろうか。16〜69歳の男女に聞いたところ、全体の95.9%が「見たことがある」と回答した。カルチュア・コンビニエンス・クラブ調べ。
宮崎駿監督の映画を見たことがある人はどのくらいいるのだろうか。16〜69歳の男女に聞いたところ、全体の95.9%が「見たことがある」と回答。年代に関係なく、多くの人が宮崎監督の映画を親しんだ経験があることが、カルチュア・コンビニエンス・クラブの調査で分かった。
また作品の中で最も多くの人が見たのは「となりのトトロ」(85.50%)。次いで「千と千尋の神隠し」(83.4%)、「魔女の宅急便」(78.4%)、「もののけ姫」(77.3%)と続いた。
最も好きな作品
宮崎監督の作品の中で、最も好きなのはどれですか? この質問について、男性は「ルパン三世 カリオストロの城」(17.4%)が最も多く、次いで「天空の城ラピュタ」(14.8%)、「となりのトトロ」(13.9%)、「千と千尋の神隠し」(13.0%)という結果に。20代以下のトップは「となりのトトロ」、30代は「天空の城ラピュタ」、40代は「ルパン三世 カリオストロの城」、50代以上は「千と千尋の神隠」と世代によって好みの作品が大きく異なった。
一方、女性にも同じことを聞いたところ、全体では「となりのトトロ」(22.5%)が最も多く、次いで「千と千尋の神隠し」(14.6%)、「天空の城ラピュタ」(13.3%)、「魔女の宅急便」(12.2%)と続いた。年代別でみると、50代(千と千尋の神隠し)を除いて、すべての年代で「となりのトトロ」がトップだった。
インターネットによる調査で、16〜69歳の男女1251人が回答した。調査期間は9月9日から10日まで。
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