調査リポート
首都圏の独身男女に聞く、結婚相手に望む年収は?(1/2 ページ)
結婚相手にはどのくらいの年収を希望していますか? 首都圏に住む25〜39歳の独身男女に聞いた。オーネット調べ。
あなたが独身でいる理由は? 首都圏に住む25〜39歳の独身男女に聞いたところ、1位は男性45.8%、女性30.3%の「異性との出会いの機会がほとんどない」であることが、オーネットの調査で分かった。男女間で20%ほどの開きがあるのは「特定の男性に女性との出会いが偏っているのか。それとも多くの男性が鈍感で、『出会い』のチャンスを見過ごしているのかもしれない」(オーネット)。
一方、「出会いはあるが、理想の相手に巡りあえない」と答えたのは男性12.9%、女性14.0%と低く、理想の相手を見つけ出すのは難しいようだ。
「経済・雇用に不安」と答えた男性は29.5%。「依然として高い割合と言えるが、2010年10月に全国の独身男性を対象に実施した際の34.3%からは5ポイントほど改善。「アベノミクス効果が結婚に対する意識の改善にも貢献しているようだ」(同)
結婚相手に希望する年収
結婚相手にはどのくらいの年収を希望しているのだろうか。首都圏の女性が相手に求める年収は平均554万円、男性が希望する年収は153万円、男女合わせると707万円。東京都の合計額が最も高く736万円、最も低いのは643万円の神奈川県だった。過去に実施した調査と比較すると、近畿地方の647万円、東海地方の632万円に比べ、首都圏の707万円は突出している。
結婚相手に重視することを聞いたところ、男女ともに、1位が「性格/人柄」、2位が「価値観」。男性の3位は「愛情」だったが、女性の3位は「収入」と、4位の「愛情」を上回った。
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