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なぜコンビニのクリスマスケーキは売れるようになったのか――知られざる裏事情新連載・ご一緒に“おでん”いかがですか(5/5 ページ)

数年ほど前から、コンビニのクリスマスケーキが売れている。理由の1つに「おいしくなった」ことが挙げられるが、それだけでもないらしい。大手コンビニの本部で働き、現在はコンビニオーナーを務める筆者が裏事情を明らかにした。

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「◯◯が売れてます」のウラ

 筆者はかつて本部社員として働いていたが、今ではコンビニオーナーの身……つまり、本部社員からいろいろ言われる立場だ。例えば、以下のような感じで。

本部:競合チェーンでは、〇〇を100個も売っているらしいですよ。

筆者:へー、そうなんだ。スゴイねえ。競合に行ったけど、売っているところ見たことないよ。100個を売るのには、1時間に○○個売らないといけないけど、本当に売れているの?

本部:……。

 とまあ、本部社員にはカッコイイことを言っているが、お店の従業員には違う。「競合チェーンでは100個も売れている! ウチで売れないわけないだろ!」と。

 そして、今日も“ガセ”が飛び交い、それを事実にしてしまうオーナーたちがいる。「今、コンビニでは◯◯が売れてます」のウラには、こんなエピソードもあるのだ。

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