婚活体験者に聞く、婚活をやめたワケ:古田ラジオの「婚活を攻略するための10の方法」(2/4 ページ)
婚活を始めたものの、何らかの理由でやめてしまった人がいる。「結婚したい」という気持ちはあるのに、なぜ積極的に動かなくなってしまったのだろうか。かつて結婚相談所などを利用していた、ある男性に話を聞いた。
成功した婚活
私: 昌也さんが体験された中で、成果を得られた婚活サービスはどんなものでしたか。
昌: お見合いパーティーですね。自分にはあの形式が合っているように思いました。
一般的なお見合いパーティーよりも、カップリング率が高かったのがオタク婚活です。アニメやゲームの趣味を持つ人同士が集まるお見合いパーティーですが、数回カップルになれました。参加する前提として、お互いに共通の趣味を持っている、というのが大きいです。
私: 結婚相談所はどうでしたか?
昌: 私が入会した結婚相談所では、入会時に自分が希望する年収や容姿などの条件を入力して、その条件を全て満たしている女性だけを紹介してくれました。男女がお互いの条件を満たしていると「面接」が設定されます。ただし、当てはまる人が300人以上いる条件でないと紹介されないので、とっぴな条件は入力できなくなっています。
ただ、男性が希望する条件ってだいたい似ているんですよね。「年齢は20〜35歳、子どもなし、初婚」みたいな。男性は同じような条件の女性を取り合うことになります。両方の希望条件が合致していないと紹介されないので、希望する条件に当てはまる人はいいのですが、当てはまらない人は全く相手にされないでしょうね。
私: 紹介される人と紹介されない人が明確に分かれてしまっているということですか。
昌: そういうことです。紹介されるだけの条件がそろっている人にとっては選び放題だと思いますよ。ただ、そのぶん、求める条件がどんどん上がってしまうという話も聞きますが。
私: いろいろな婚活サービスを使ってみて、どう思いましたか。
昌: やはり、何の共通点もないところから人間関係を作って恋人になるのは相当難しいと思いました。ボクの経験では、趣味でも出身地でもなんでもいいので、少しでも共通点がある状態で婚活をすると成功率が高かったですね。
――続いて、婚活サービスを諦めた理由についてもう少し掘り下げて聞きました。
関連記事
- 「結婚生活ってどうなの?」と妻に本気で聞いてみた
「いつかは結婚したい」と思っている人は多いでしょうが、そもそも「結婚」のメリットって何でしょうか。筆者の古田氏は、奥さんに直撃したところ……。 - なぜ“普通のオトコ”は、なかなか見つからないのか?
「彼女がほしいのに、なかなかできない」と悩んでいる男性も少なくないはず。会社の女性には声をかけにくいし、飲み会に参加してもなかなか結果がでない。そうした悩みに対し、恋愛マーケティングの専門家に話を聞いた。全3回でお送りする。 - なぜ恋人ができないのか? 若者の間で広がる面倒な関係
若者の間で「彼女ができない」人が急増している。昔に比べ、「異性の人と話すのは苦手」といった人は減ってきているように思うが、なぜ恋人ができないのか。その原因について、若者事情に詳しい博報堂の原田曜平氏に聞いた。 - こんなモノを身につけてはいけない? 男性のNGグッズとは
夫婦間ではどのようなことを言ってはいけないのだろうか。NGキーワードについて聞いたところ、男性に対しては「安月給・出世しない」、女性には「ほか(昔)の女性と比べた発言」がそれぞれトップだった。オーネット調べ。 - 中国人女性とのデートで、「中華食べに行こうよ」がNGな理由
中国人PRウーマンが、「中国人と上手に付き合う」ためのノウハウを伝授する本連載。コミュニケーションの極意は相手を理解すること――というわけで第2回目は、中国の未来を担う若者たちの結婚事情などに迫る。 - なぜ人はウソをつくのか? 男女が別れる前に読む話
「彼女にウソをつかれた。それが嫌で、別れてしまった」という男性もいるだろう。なぜ人はウソをつくのか。そのメカニズムが分かれば、彼女のウソも我慢できたかもしれない。そこで心理カウンセラーの晴香葉子さんに、ウソにまつわる話を聞いてきた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.