調査リポート
こたつを持っていないのは、どこの人?:こたつ所有率は48%
日本の冬といえば“こたつにみかん”だが、こたつを持っている人はどのくらいいるのだろうか。ウェザーニューズ調べ。
ウェザーニューズは5日、「冬の暖房事情調査」を発表した。全国の男女から寄せられた回答によると、就寝時の寝室の温度は平均で16.2度。就寝時の温度が最も低いのは「佐賀県」(13.1度)、次いで「香川県」(13.2度)、「大分県」(13.4度)、「鳥取県」(14.0度)、「茨城県」(14.3度)であることが分かった。
一方、起床時の寝室の温度は全国平均で12.4度。最も寒い朝を迎えているのは「長野県」(8.8度)、次いで「大分県」(9.0度)、「宮崎県」(9.4度)、「佐賀県」(9.7度)、「滋賀県」(9.9度)と、冷え込みが弱いと思われがちな大分県、宮崎県、佐賀県で温度が低く、意外にも北日本より寒い朝を迎えていることが明らかに。
こたつ所有率は48%
日本の冬といえば、“こたつにみかん”のイメージがあるが、こたつを持っている人はどのくらいいるのだろうか。「持っている」と答えたのは48%、「持っていない」が52%。所有率を都道府県別でみると、最も高いのは「山梨県」(75%)、次いで「福島県」「長野県」(いずれも72%)、「群馬県」(71%)、「山形県」(70%)と続いた。
一方、所有率が最も低いのは「北海道」(23%)。次いで「沖縄県」(30%)、「東京都」(35%)、「神奈川県」(38%)、「高知県」(40%)という結果に。「北海道は暖房設備が充実しており、セントラルヒーティングなどで家全体をあたためているため、こたつは必要がないようだ」(ウェザーニューズ)
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