スマホサイズと年収に相関関係はあるの?
スマホのサイズと年収に相関関係はあるのだろうか。スマホを使っている20〜30代のビジネスパーソンに聞いた。タイムカレント調べ。
あなたはスマートフォンを仕事でどのくらい活用していますか? スマホを使っている20〜30代のビジネスパーソンに聞いたところ「活用している(フルに活用している+活用しているほうだと思う)」と答えたのは26.5%にとどまった。ただスマホサイズ別でみると、「活用している」率が最も高かったのは「Lサイズ(5.3インチ:GALAXY Noteなど)」(34.5%)で、「Sサイズ(4.0インチ以下:iPhone 5など)」(23.0%)や「Mサイズ(4.1〜5.2インチ:AQUOS PHONE、Xperiaなど)」(22.0%)よりも10ポイント以上高いことが、タイムカレントの調査で分かった。
また職域別でみると「一般社員」が22.7%に対して、「管理職以上」が43.6%とほぼ倍増。20〜30代で管理職以上の役職を得ている社員ほど、スマホを仕事で活用しているようだ。
スマホサイズで年収に差
年収501万円以上の高年収層と、年収500万円以下で使用しているスマホサイズを比較したところ、高年収層ではSサイズ=27.0%、Mサイズ=26.2%、Lサイズ=46.7%とLサイズの割合が高い。一方、500万円以下ではSサイズ=34.9%、Mサイズ=35.1%、Lサイズ=29.9%と逆転した。
またスマホサイズ別で現在の年収と今後の年収を比較したところ、現在の年収ではSサイズ=396万円、Mサイズ=402万8000円とほぼ同じだったが、Lサイズは450万5000円と50万円ほど高い。今後の希望年収では、Sサイズ=574万3000円、Mサイズ=572万3000円とこちらもほぼ同じだったのに対し、Lサイズでは671万3000円と実に100万円近く高かった。「Lサイズユーザーは現在年収だけでなく、今後の年収アップに対する意欲も高いことを裏付ける結果となった」(タイムカレント)
インターネットによる調査で、20〜30代のビジネスパーソン600人が回答した。調査期間は1月10日から13日まで。
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