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初めての人でもできる「白色申告」――やよいの白色申告オンライン編消費税8%時代の確定申告(9/12 ページ)

初めて確定申告にのぞむ人など確定申告デビューを予定している人を対象に、具体的な確定申告書の書き方を紹介する。「発生主義」「家事按分」などの基礎知識を覚えよう。

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さあ、確定申告へ

 売り上げ、経費などの記帳が済んだら、確定申告の作業に移ろう。ここまで来れば9割は終わったのでもう一息だ。白色申告の場合、必要なのは収支内訳書確定申告書Bだ。

 メインメニューの「確定申告」をクリックすると、「Step1 減価償却の計算」「Step2 収支内訳書の作成」「Step3 確定申告書の作成」と、3段階で作業すればいいことが分かる。すでに減価償却は済ませているので、「開始」をクリックして、「完了」でこの画面に戻る。

やよいの白色申告オンライン
確定申告の手順が表示される
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減価償却の計算を開始し、そのままでよければ完了を押して元のメニューに戻る

収支内訳書の作成

 収支内訳書は、事業の収入や支出がどうなっているかを表すものだ。事業主の個人情報等の記入もあるが、経費の按分などもここで行う。最終的な「売り上げ−経費=所得」を算出するための作業となる。

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収支内訳書の入力画面。最初は個人の情報から。上部は収支内訳書のどの部分を記入しているかが図で示されている
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「配偶者はいますか?」に、「はい」と答えると、配偶者の情報を入力する画面が表示される。その下は扶養親族で、「はい」と答えると子などの入力画面が現れる
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売り上げなどの確認があり、その後が家事按分の入力となる。「他の科目についても家事按分をしますか?」に「はい」と答えると、経費入力したすべての科目が表示される。最初に初期設定で按分を考慮した科目を設定しないと、ここまできて「あちゃー」と後悔する。ガス、水道の事業割合は10%、電気は50%と按分した

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