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初めての人でもできる「青色申告」――ツカエル青色申告+確定申告14編:消費税8%時代の確定申告(6/10 ページ)
確定申告の本命というべき青色申告の受付が始まった。ビズソフトの青色申告ソフトを使って、具体的な確定申告書の書き方を紹介しよう。
コピー&ペーストで効率アップ
次は筆者が行っている手抜き入力の方法を紹介する。手元に1年分の領収書が溜まっているとしよう。筆者はそれを科目ごとに封筒に入れる。この場合の科目は厳密なものではない。ガソリン代の領収書は、旅費交通費や車両費という封筒ではなく、ガソリン代と書かれた封筒に分類する。クレジットの明細には水道光熱費もスカパーの視聴料も記載されているのでクレジットと書かれた封筒を用意するなど、自分自身の作業がしやすくなるように分類をする。
日々記帳するのが基本だが、まとめて記帳する場合は同じ科目を続けて記帳するほうが効率がよくなる。なのでガソリン代の記帳をする場合ガソリン代を1つ記帳したら、それを20行、30行とコピーし日付と金額を修正する。この方法なら慣れない人でも、「これは通信費、これは旅費交通費、これは……」と1枚1枚考えながら記帳するより効率が上がるはずだ。では、まとめ入力で実際に記帳してみよう。
取引例を検索で探す
ツカエル青色申告+確定申告14のかんたん取引帳には、数多くの取引例が用意されている。多すぎて見つけられないといった場合は検索しよう。
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