就活は今でもデジタルよりアナログが主流
就活中、デジタル機器や手帳などの手書きツールで記録をしていましたか? 首都圏に住んでいて1年以内に就活を行った男女に聞いた。東京糸井重里事務所調べ。
就活中、デジタル機器や手帳などの手書きツールで記録をしていましたか? 首都圏に住んでいて1年以内に就活を行った男女に聞いたところ「手帳、ノートのみ」の手書き派は60%、「デジタル機器と手書きツールの両方」は36%であることが、東京糸井重里事務所の調査で分かった。
また筆記用具や手帳を普段持ち歩かない人も、就活中は「持つ」人が2倍に増えるなど、「デジタル時代となった現代の就活にも、いまなお『手書き』が支持されていることがうかがえた」(東京糸井重里事務所)
就活中にはどんなことを記録しているのだろうか。手書き派は「スケジュール」(81%)、「会社説明会で聞いた内容」(61%)、「会社情報」(52%)が目立った。一方、デジタル機器派は「会社の住所、地図」(30%)、「スケジュール」(27%)、「路線など行き方」「会社情報」(いずれも21%)が多かった。「手書きの派が多い中でも、Web上で記録する事柄と分けて、より効率性を求める傾向がある」(同)
また男女別でみると、「志望動機、自己PRなど面接の準備」や「面接で聞かれた内容」、「会社訪問や面接から受けた印象」の記録は、女性が男性の約2倍多い。「文章に残しておいて、次の対策に役立てるなど、女性のほうがより戦略的且つ積極的に、就職活動に取り組んでいるようだ」(同)
インターネットによる調査で、首都圏に住んでいて1年以内に就活を行った20代の男女112人が回答した。調査期間は2月17日から18日まで。
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