コラム
ドコモ&auの夏モデル発表がきっかけで、「格安SIM」を本気で運用する気になってきた:半径300メートルのIT(3/3 ページ)
携帯キャリアの夏モデルが発表され、買い替えを検討した筆者。しかし複雑な料金プランを見ているうちに「格安SIMを本気で使ってみようかな」と思うように……。
格安SIMはLCCのようなもの
もちろん、格安SIMは万人にお勧めできるものではありません。携帯端末を自分で用意しなくてはならないし、通信設定も自分で行う必要があります。格安SIMは飛行機業界で言うところのLCCと同じで、ある程度自分でなんとかできる人が、これまでよりも安く利用できるというものでしょう。故障が心配、使い方が分からない、という方はいままで通り、既存のキャリアのサービスを活用するべきだと思います。
個人的には格安SIMがもつ技術力や、縛りが1年程度と短いこと、そして何よりシンプルで分かりやすいという点に魅力を感じます。このような選択肢が登場したことを、素直に喜びたいですね。
関連記事
- 半径300メートルのIT:旅行先でInstagramは心強いガイドブックになる
SNSや写真の位置情報の取り扱いは慎重に、と本コラムで説いてきた筆者。しかし、観光地などでは位置情報を埋め込んだ写真が、いつか誰かの役に立つのかもと気付いたそうです。 - 半径300メートルのIT:みんなの顔文字アプリに忍び寄る中国企業
「みんなの顔文字辞典」というアプリがあります。ユーザーが登録した「顔文字」をアプリユーザーが自由に使えるものです。そこに日本語変換ソフトを開発する中国系企業から異常なアクセスが……。 - 半径300メートルのIT:無料Wi-Fiサービスを安全に使う「個人用VPN」って何?
個人用VPNサービス「Hotspot Shield」を試用しています。VPNを用意している企業は多くありますが、個人でも必要なケースは何だろうかと考えてみました。 - 半径300メートルのIT:Webサイトの“鍵”まる見え問題、利用者がすべきことは?
OpenSSLという暗号化のためのプログラムに大きな欠陥が発見されました。本当は見えちゃいけない暗号の“鍵”やパスワードが流出する可能性があります。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.