ソーシャルメディアで「W杯」を言及――世界の中で日本がトップ
Adobeは、ソーシャルメディア上で「サッカー・ワールドカップ」がどの程度言及されているかについてデータを収集した。その結果、世界230カ国の中で、日本が最も言及していることが分かった。
Adobeは6月13日、ソーシャルメディア上で「2014 FIFA World Cup」がどの程度言及されているかについて調査し、その結果を発表した。2013年6月から2014年5月末まで、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアのデータを収集したところ、国別(230カ国)の言及率では日本が最も多く37%であることが分かった。次いで、英国(11%)、ブラジル(9%)、ドイツ、米国(いずれも8%)と続き、上位10カ国のうち4カ国が欧州で占められていた。
地域別でみると、アジアが全体の48%を占めており、欧州・中東・アフリカが32%、南北アメリカが20%となり、アジア地域でのワールドカップへの関心の高さがうかがえた。
クリスティアーノ・ロナウドがトップ
収集されたデータで、ワールドカップへの言及は6900万回以上となり、月間の言及数では、開幕を迎えていない5月だけで1900万回を超えた。この数字は、スーパーボウル(米国で行われるアメリカンフットボールの優勝決定戦)、ソチオリンピックのときよりも多い。また、ワールドカップは世界の90%の国で言及されており、ソチオリンピック(84%)、スーパーボウル(78%)を抜いて、ソーシャルメディアの中では最も言及されたスポーツイベントであることが明らかに。
ちなみに、選手別でみると、ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド選手が150万回でトップ。次いで、ブラジル代表のネイマール選手が120万回、スペイン代表のセルヒオ・ラモス選手が100万回と続いた。
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