調査リポート
国際線で最も満足度が高いのは? 「シンガポール航空」がV3(1/2 ページ)
リクルートライフスタイルは、2013年に海外渡航をした人に、国際線エアラインの満足度を調査し、その結果を発表した。
リクルートライフスタイルは、2013年に海外渡航をした人に、国際線エアラインの満足度を調査し、その結果を発表した。それによると、総合満足度の1位は3年連続で「シンガポール航空」。利用者からは「今までいろいろな飛行機に乗ったが、一番食事がおいしいし、客室乗務員さんの対応が丁寧だし、笑顔が素敵だった」(女性30代)、「飛行機に乗るときには並ぶ機会が結構多いが、そんなときはいつも誰かが列まで来て状況を説明してくれる。今まで使ったすべての航空会社の中で一番感じがいいと思う」(男性50代)といった声があった。
2位は「ANA」(昨年5位)、3位は「日本航空」(同3位)と日本勢がランクイン。ANAの利用者からは「客室乗務員の接客が昔から好きでとてもフレンドリーだと感じる。また機内販売も魅力のあるオリジナルグッズが販売されていて満足度が高い」(男性40代)、日本航空の利用者からは「さすが日本人だなと思われる所作を見ると、それを本当に大切にしてほしいと思う。そういった心身ともに美しい人たちとかわす会話も楽しい」(女性30代)などの意見があった。
4位には「トルコ航空」、以下「エミレーツ航空」「エバー航空」「スイス インターナショナル エアラインズ」「ニュージーランド航空」と続いた。また、昨年はロンドンオリンピックが開催された影響か、11位に「ブリティッシュ・エアウェイズ」(昨年26位)、12位に「ヴァージン アトランティック航空」(16位)と英国勢が躍進した。
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