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ドコモの新料金プラン、月々の支払いが高くなるのはどんな人?カケホーダイは本当に安くなるのか(3/3 ページ)

LTEスマホは通話料が高い、という声に応え、ドコモとソフトバンクが通話し放題プランを導入する。しかし気になるのが「新料金にすると高くなるのでは?」という点だ。ドコモの料金プランについて、ライトユーザーを想定して考察してみた。

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通話料金を押さえたいなら、格安通話サービスという手も

 Xiの場合、旧料金体系では「タイプXiにねん(基本使用料 743円+300円)」や「タイプXi(基本使用料 1486円+300円)」を基本プランとして、このほかに21円/30秒の通話料がかかる。これは、ドコモのMVNOである事業者が提供する格安SIMでも同じ料金だ。

 料金プランはそのままで、たまに使う通話料を安くしたい。こういう人には、格安通話サービスがおすすめだ。データ通信を使うIP電話ではなく、090/080で始まる自分の電話番号で通話できる「G-Call」や「楽天でんわ」といったサービスを使ってみてはどうだろう。通話品質は通常通話と変わらないし、番号通知もされるので、普通に電話をかけるのと同じように利用できるが、通話料金は10円/30秒(税抜)とXiより安い。事前の申し込みは必要だが、月々の料金などはかからないので、カケホーダイが必要なほどではないが、たまに通話もする、という人にはちょうどいいだろう。


左が「G-Call」、右が「楽天でんわ」のアプリ画面。これらの格安通話サービスは電話番号の頭に決まった数字を付けて発信するのだが、アプリを使うとそこを自動化できるので使いやすくなる

 以上、ドコモの新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」について見てきた。上述の通り、「家族でドコモユーザー、一括して料金を払っている」「1人で複数台、または家族内で複数台スマホやタブレットを持っている」「たくさん通話する」という人は新料金プランに移行した方がお得になる可能性が高い。

 一部例外になる端末や、細かな割引などもあるので、実際に自分の場合いくらになるかを詳しく知りたい場合はシミュレーションで試してみてほしい(参照リンク)

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