調査リポート
過去最高! 主婦の“へそくり”は452万4000円
夫に内緒の“へそくり”を持っている人はどのくらいいるのだろうか。20〜50代のビジネスパーソン世帯の主婦に聞いたところ……。損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ生命保険調べ。
夫に内緒の“へそくり”を持っている人はどのくらいいるのだろうか。20〜50代のビジネスパーソン世帯の主婦(平均年齢39.7歳)に聞いたところ「へそくりを持っている」と答えたのは40.4%。持っている人に、保有額を尋ねると、平均額は昨年の416万円から452万4000円と大幅に増えていることが、損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ生命保険の調査で分かった。
この結果について、損保ジャパンは「へそくり額が過去最高を記録した昨夏から、36万4000円も増えた。依然として『貯める』意識が高いことがうかがえた」としている。
普段、財布にどのくらいの金額を入れているのだろうか。全員に聞いたところ「1万〜2万未満」(39.0%)が最も多く、次いで「5000〜7000円未満」(14.4%)、「2万〜3万円未満」(13.4%)、「3万〜4万円未満」(12.2%)という結果に。平均額は、1万8966円だった。
また、夏のボーナスの手取り額を聞いたところ、平均額は72万2000円(昨夏比2万3000円増)。今後の見通しについては「増えていくと思う」(28.2%)が「減っていくと思う」(20.8%)を上回る結果となり、「アベノミクスの影響からか、全体的に明るい傾向がうかがえた」(損保ジャパン)
インターネットによる調査で、20〜50代のビジネスパーソン世帯の主婦500人が回答した。調査期間は6月6日から11日まで。
関連記事
- 社会人の残業は平均47時間、残業が多い業界は?
就職や転職情報などを扱うVorkersが会社員の残業時間についての調査を発表した。残業時間の平均は約47時間、業界としては第二次産業に属する業界は、残業時間が比較的少ないという。では、逆に残業が多いのは……? - なぜ給料が二極化するのか? 年収200万円と800万円の人
景気低迷の影響を受け、給料は下がり続けている――。そんなビジネスパーソンも少なくないだろう。では、今後10年間はどうなのか。リクルートで働き、中学校の校長を務めた藤原和博さんに「10年後の給料」を予測してもらった。 - ゆとり教育で育った世代は、本当に仕事ができないのか
「若手社員が思うように育たない。その原因は“ゆとり教育”にある」と思っている人もいるだろう。しかしこの考え方は、本当に正しいのだろうか。原因は学校教育にあるのではなく、バブル崩壊以降の働き方の変化にあるのかもしれない。 - 「いい会社」が、若手の成長機会を奪っているかもしれないという指摘
「私たちの若い頃は、残業が続いてヘトヘトなのが当たり前、という時代でしたよね?」こんな“問題発言”で始まる今回。残業時間のチェックなど、労務管理がちゃんとしている会社で起きている人事の悩みとは?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.