100年後も生き残ると思う企業はどこだと思いますか? 20〜60代の男女に聞いたところ「トヨタ自動車」(45.9%)と答えた人が最も多いことが、与信管理などを手掛けるリンクモンスターの調査で分かった。「トヨタ自動車」を挙げた人からは「世界的なシェアがある」「国内では随一の規模」といった声が目立った。
2位は「本田技研工業(ホンダ)」(22.7%)、以下「日産自動車」(18.0%)、「パナソニック」(15.3%)、「東日本旅客鉄道(JR東日本)」(14.9%)、「日立製作所」(14.2%)、「東海旅客鉄道(JR東海)」(13.9%)という結果に。「本田技研工業」については「技術力が高い」「未来を見据えた開発を行っている」、「日産自動車」については「自動車需要の安定性」を挙げる人が多かった。
上位にランクインした企業については、「世界レベルの技術力がある」「扱う商品やサービスが生活に必要不可欠である」といった声が多く、「事業の優位性と商品の必要性の両面を兼ね備えている企業が、今後も長きにわたって生き残れる企業として見られているようだ」(リンクモンスター)
上位にランクインした企業の業種
上位にランクインした企業の業種をみると、自動車製造業3社(トヨタ、ホンダ、日産)、電気機器製造業5社(パナソニック、日立、キヤノン、ソニー、東芝)、飲食料品製造業5社(味の素、日清食品、サントリー、キリンビール、キッコーマン)など、製造業がトップ20社のうち15社を占めた。
製造業以外では、鉄道業3社(JR東日本、JR東海、JR西日本)、運送業2社(ヤマト運輸、ANA)がランクインした。
インターネットによる調査で、20〜60代の男女1000人が回答した。調査日は3月25日。
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