調査リポート
余暇市場11年ぶりに増加――どんなことに参加している?
日本生産性本部は「レジャー白書 2014」を発表した。それによると、2013年の余暇市場は65兆2160億円(前年比0.8%、4900億円増)と、11年ぶりに増加した。
日本生産性本部は「レジャー白書 2014」を発表した。それによると、2013年の余暇市場は65兆2160億円(前年比0.8%、4900億円増)と、11年ぶりに増加した。特に「観光・行楽部門」(前年比4.0%増)は前年に続き4%台の大幅な伸びを示した。遊園地・テーマパークは過去最高の売り上げを更新し、旅行業は国内旅行が大きく伸びた。一方、海外旅行は円安の影響もあり、出国者数の減少から取扱額が減少した。
余暇活動の参加人口をみると、「国内観光旅行」(5590万人)が最も多く、次いでドライブ」(4690万人)、「外食」(4470万人)、「映画」(3780万人)と続いた。「国内観光旅行」が1位になったのは3年連続。「ドライブ」」「外食」がそれぞれ510万人、700万人減少する中で、「国内観光旅行」は80万人の減少にとどまった。
「音楽鑑賞(配信、CDなど)」(5位→11位)が順位を下げた一方で、「音楽会、コンサートなど」(16位→15位)が順位を上げ、その差が縮まっている。このほか、順位を上げたのは「複合ショッピングセンター、アウトレットモール」(6位→5位)、「動物園、植物園、水族館、博物館」(8位→6位)、「宝くじ」(9位→8位)、「ビデオの鑑賞(レンタルを含む)」(10位→9位)などがあった。
インターネットによる調査で、15〜79歳の男女3349人が回答した。調査時期は1月。
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