妻の3人に1人は「夫とは別の墓に入りたい」
「夏」といえば、故郷に帰省してお墓参りに行く人も多いだろうが、自分のお墓を準備している人はどのくらいいるのだろうか。40〜60代の男女に聞いた。アイリックコーポレーション調べ。
「夏」といえば、故郷に帰省してお墓参りに行く人も多いだろうが、自分のお墓を準備している人はどのくらいいるのだろうか。40〜60代の男女に聞いたところ「ある(先祖代々のお墓がある+生前に購入)」という人は67.4%、「ない(購入しない+これから購入+生前に購入)」人は32.6%であることが、保険ショップを運営するアイリックコーポレーションの調査で分かった。
「夫婦なら同じお墓に入るのは当たり前」と思っている人もいるだろうが、妻の32.4%は「別々に入りたい」と回答。夫にも聞いたところ「別々に入りたい」と答えたのはわずか7.0%。「別々のお墓に入りたいという理由はいろいろあると思うが、夫婦間でこの問題について話し合うことが必要のようだ」(アイリックコーポレーション)
自分のお墓を託せる人
あなたはお墓参りに年何回行っていますか? この質問に対し「1回」(26.4%)と答えた人が最も多く、次いで「2回」(23.8%)という結果に。お盆休みや正月休みなど、まとまった休みの時やお彼岸などに行く人が多いのだろう。ちなみに「0回」と答えたのは23.8%で、「2回」と同様2番目に多い割合となった。
自分のお墓を託せる人がいる、という人はどのくらいいるのだろうか。お墓を託す人の1位は「子ども」(40.6%)、2位は「配偶者」(22.8%)、3位に「いない」(22.6%)がランクイン。「少子化の昨今では、将来の負担を考え永代供養墓を購入するケースも増えている。子孫の負担なども考慮してお墓を建てる時代なのかもしれない」(アイリックコーポレーション)
インターネットによる調査で、40〜69歳の男女500人が回答した。調査期間は8月4日から5日まで。
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