日本人が好き――韓国と中国で上昇
2012年に行った調査で「日本という国が好き」と答えた韓国人は36%だったが、2014年には56%に上昇していることが、アウンコンサルティングの調査で分かった。
2012年に行った調査で「日本という国が好き(大好きを含む)」と答えた韓国人は36%だったが、2014年には56%に上昇していることが、マーケティング事業などを手掛けるアウンコンサルティングの調査で分かった。
「日本人が好き(大好きを含む)」という韓国人は、2012年の調査時は40%だったが、2014年では71%となり、31ポイントも上昇。また「日本人が好き」という中国人は、2012年の調査時には50%だったが、2014年では59%となり、9ポイント上昇した。
韓国人と中国人の間で、日本に友好的な感情を持つ人が増えているようだが、日本へ旅行したいと思っている人はどのくらいいるのだろうか。アジア10カ国(地域を含む)の人に聞いたところ、2012年に行った調査で「日本へ行きたい(とてもを含む)」と答えたタイ人は94%だったが、今回はなんと100%。タイだけでなく、マレーシア(86%)、シンガポール(90%)、インドネシア(96%)、ベトナム(94%)、フィリピン(92%)ではいずれも85%を超えており、東南アジアの人たちが観光地として日本に注目していることがうかがえた。
ちなみに「日本へ旅行に行きたい」と思っている韓国人は71%、中国人は59%だった。
「日本へ旅行に行きたい」と答えた人に、その理由を聞いたところ、10カ国中5カ国で「行きたい観光地があるから」がトップ。次いで、回答者が多かったのは「日本食が好きだから」「日本文化に興味があるから」「日本の製品に興味があるから」が続いた。
アジア10カ国、それぞれ18歳以上の男女100人が回答した。調査期間は8月4日から14日まで。
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