やみつきになる炭酸飲料は、どんな人が飲んでいる?
やみつきになる炭酸飲料は? 全国の男女に聞いたところ「ウィルキンソン タンサン(アサヒ飲料)」と答えた人が最も多く、次いで「ドクターペッパー(日本コカ・コーラ)」だった。ビデオリサーチ調べ。
やみつきになる炭酸飲料は? 全国の男女に聞いたところ「ウィルキンソン タンサン(アサヒ飲料)」(62.8%)と答えた人が最も多く、次いで「ドクターペッパー(日本コカ・コーラ)」(61.7%)、「キリン メッツコーラ」(58.1%)、「カルピスソーダ」(58.0%)、「コカ・コーラ」(55.8%)であることが、ビデオリサーチの調査で分かった。
上位の2ブランド「ウィルキンソン タンサン」と「ドクターペッパー」は、それぞれどのようなファンに支えられているのだろうか。「ウィルキンソン タンサン」のリピーターをみると、男女比の偏りは特になかったが(男性50.7%、女性49.2%)、男性30〜40代がやや多い(30代16.9%、40代14.6%)。一方、「ドクターペッパー」のリピーターは女性の割合が少なく(男性75.6%、女性24.4%)、男性30〜50代で目立った(30代15.1%、40代23.5%、50代12.6%)。
リピーターの職業
「ウィルキンソン タンサン」と「ドクターペッパー」のリピーターは、それぞれどんな職業に就いているのだろうか。「ウィルキンソン タンサン」のリピーターは「学生(中学生〜大学生)」が非常に少ないが(0.8%〜3.1%)、「事務・研究職」(22.3%)と「主婦・主夫」(22.3%)で目立った。一方「ドクターペッパー」のリピーターは「労務・作業職」(21.8%)が特に多かった。
食に関わる意識でどのような違いがあるのだろうか。「ウィルキンソン タンサン」のリピーターは健康意識が高かったが、「ドクターペッパー」のリピーターは食事の時間が不規則な上、食事を簡単に済ませようとする意識がうかがえた。
タブレット端末を使った調査で、全国の男女(16〜69歳)1万700人が回答した。調査期間は4〜6月。
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