77.5%の人が「上司に恵まれてきた」――点数をつけるとしたら何点?
あなたはこれまで上司に恵まれてきたと思いますか? 上司がいる会社員に聞いたところ、77.5%が「恵まれてきた(とても+まあまあ)」と回答した。ネオマーケティング調べ。
10月16日は従業員たちが職場の上司を称え、感謝の気持ちを表すための「ボスの日」。米国ではボスを昼食に招いたり、プレゼントを贈ったりしているが、日本の会社員は上司に対してどのようなことを感じているのだろうか。
あなたはこれまで上司に恵まれてきたと思いますか? 上司がいる会社員に聞いたところ、77.5%が「恵まれてきた(とても+まあまあ)」と回答していることが、ネオマーケティングの調査で分かった。「恵まれてきた」と答えた人を年代別にみると、最も多かったのは20代で81.5%。しかし、30代が76.5%、40代が68.5%と年代が高くなるにつれて、恵まれてきたと思う人が少なくなるようだ。
現在の上司に点数をつけるなら、何点かを聞いたところ、平均点は68.6点。年代別でみると、20代の29.5%、30代の28.5%、40代の24.5%が80点台をつけていたが、50点以下の点数をつけた人もいたので、平均点は低くなった。
上司にしたい歴史上の人物
「優しいが頼りない上司」「怖いが頼れる上司」――あなたはどちらの上司がよいですか? この質問に対し、「怖いが頼れる上司」(73.8%)を挙げる人が圧倒的に多かった。「仕事はできるが、精神が不安定な上司」「仕事はできないが、精神は安定した上司」では「仕事はできないが、精神は安定した上司」(75.3%)が多数。また「あなたよりも年上の上司」「あなたよりも年下の上司」では、9割以上の人が「あなたよりも年上の上司」(96.2%)と回答した。
上司にしたい歴史上の人物を聞いたところ「坂本龍馬」(80人)がトップ。次いで「徳川家康」(61人)、「勝海舟」(46人)、「吉田松陰」(45人)、「織田信長」(38人)と続いた。
インターネットによる調査で、20〜40代の男女600人が回答した。調査期間は9月26日から29日まで。
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