調査リポート
東京の生活に満足しているのに、脱東京志向者は29.0%(2/2 ページ)
東京以外のオフィスで働き、東京以外のところに住む……いわゆる“脱東京志向”の人はどのくらいいるのだろうか。20〜40代の東京で働くビジネスパーソンに聞いたところ、29.0%が脱東京志向者だった。NTTアド調べ。
脱東京志向者の理由
脱東京志向者に、なぜ東京以外のところで住みたい・働きたいと思うのかを聞いたところ「自然環境が豊富な中で生活したいから」(55.4%)がトップ。次いで「生活費が安い環境で生活したいから」(40.2%)、「生まれ育った自然環境の中で生活したいから」(20.5%)、「人間関係が複雑ではなく、人間同士の結びつきを感じられる環境で生活したいから」(20.2%)と続いた。
また移住先を聞いたところ「県庁所在地以外の市部」(47.2%)を挙げた人が最も多く、次いで「東京圏以外の政令指定都市」(44.2%)、「政令指定都市以外の県庁所在地」(39.3%)、「農村部・山間部・漁村部」(25.7%)、「離島・諸島」(16.1%)だった。
インターネットによる調査で、20〜40代の東京で働くビジネスパーソン927人が回答した。調査期間は9月12日から14日まで。
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