子育て夫婦の生活満足度と食事の関係
夫婦間での家事の割合分担はどのようになっていますか? 3歳から18歳までの子どもと同居している夫婦に聞いたところ……。東京エレクトロン デバイス調べ。
夫婦間での家事の割合分担はどのようになっていますか? 3歳から18歳までの子どもと同居している夫婦に聞いたところ、94.0%が「妻のほうが多い」と回答していることが、料理アプリ「Ohganic」を運営している東京エレクトロン デバイスの調査で分かった。共働き世帯と片働き世帯を比べても大差がないことから、「まだまだ夫婦の役割分担は、妻の比重が大きいことがうかがえた」(東京エレクトロン デバイス)
家事の役割分担ができていますかと聞いたところ、72.7%が「できている」と回答。しかし、家族そろって夕食をとれている頻度別にみると、「週に4日以上」では78.5%、「週に1日以上3日以下」では69.8%、「週に1日未満」では25.0%と差がみられ、「『家族そろっての食事』が家族の分担意識にも影響をもたらしているようだ」(同)
料理時のストレス
「掃除」「洗濯」「料理」のうち、あなたが最も手を抜きたくない(パートナーに手を抜いてほしくない)家事は何ですか? この質問に対し、「料理」(55.5%)を挙げた人が最も多かった。また料理をするという人に、料理時のストレスを尋ねたところ「献立を考えるのが面倒」(38.8%)がトップ。次いで「献立のレパートリーが少ないこと」(30.3%)、「料理が苦手なこと」(15.2%)が続いた。
現在の生活に満足している人はどのくらいいるのだろうか。「満足している」と答えたのは69.2%、「満足していない」のは30.8%。「満足している」と答えた人を、家族がそろって夕食をとれている頻度別にみると「週に4日」以上では73.2%、「週に1日以上3日以下」では69.0%、「週に1日未満」では47.5%。「家族そろって食事ができている夫婦」ほど生活満足度が高いという結果に。「家族と食卓を囲むことで交わされるコミュニケーションが、日常生活における『食』と密接にかかわらない場面においても、思わぬ好影響をもたらしていることがうかがえた」(東京エレクトロン デバイス)
インターネットによる調査で、3歳から18歳の子どもと同居している30〜40代の男女600人が回答した。調査期間は11月6日から10日まで。
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