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上場企業で働く人の平均年収は604万円――最も高い会社は?(2/2 ページ)

東京商工リサーチは、上場企業で働く人の年収を発表した。それによると、上場企業2316社の平均年収は、前年比5万8000円増の604万4000円だった。

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平均年収が最も高いのは「フジ・メディア・ホールディングス」

 平均年収が最も高かったのは、フジサンケイグループの事業を統括する純粋持株会社の「フジ・メディア・ホールディングス」が1506万円。2位が「東京放送ホールディングス」で1499万円、3位が「野村ホールディングス」で1488万2000円。上位10位までに、放送は純粋持株会社や準キー局が5社、大手商社も「伊藤忠商事」(1383万5000円)、「三菱商事」(1355万2000円)がランクイン。また、前年17位だったM&A仲介企業の「日本M&Aセンター」が1412万円で、6位にランクアップした。


平均年収が最も高いのは「フジ・メディア・ホールディングス」(出典:東京商工リサーチ)

 金額別でみると、1000万円以上が43社、700万円以上1000万円未満が411社、600万円以上700万円未満が609社、500万円以上600万円未満が735社、500万円未満が518社。600万円未満の構成比が54.1%を占めた。ちなみに、最高金額のフジ・メディア・ホールディングスと最低となった企業の平均年収は5.6倍の開きがあった。

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