世の中の仕事の9割はつまらない?――中2の娘と4時間半激論してみた:父と娘のマジトーク・クリスマス特別企画(1/8 ページ)
女子中学生と父親がテーマに沿って深く話し合う「父と娘のマジトーク」。連載が終わって約1年、中学2年生になった娘が「働くこと」について話したいと言ってきたため、連載の番外編をお送りします。何のために働くのか? 父の仕事を子どもはどれくらい知っている? 現代っ子が仕事について、どんな期待と不安を抱いているのか、徹底的に話し合いました。
メリークリスマス! 皆さんお久しぶりです、中山順司です。2013年1月から2014年1月までの約1年間、Business Media 誠で「父と娘の週末トーク」という連載を書いていました。
「もしも、女子中学生と父親がちょっと話しにくいテーマについて深く語りあったら?」というきっかけから始まった本連載はおかげさまでロングヒットになり、春には書籍化もされました(参考記事)。
連載当時、あえて取り上げなかったのが「仕事について」。仕事というテーマは、単体テーマとしては大きすぎて扱いきれるか不安だったこと、そしてまだ当時の娘は「働くこと」にほとんど興味を示していなかったため、このテーマについては連載ではほぼ触れませんでした。
連載終了から1年弱が経ち、娘は中学2年生になりました。彼女は最近、将来(進学&ボヤッとした将来)について考える機会が増えてきたそうなので、「あのときできなかった話をしようか」と互いが腰を上げることに。そこで今回久しぶりに「父と娘の週末トーク」をやってみることにしたのです。
現代っ子は仕事・働くことにどんなイメージを持っているのか、将来は今の学業の延長線上にあることを意識できているのかどうか、どんな期待と不安を抱いているのか。今回は土曜の朝6時に自宅近所のガストで話してきましたよ。
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