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サイゼリヤ、9月〜11月期経常利益は50.3%増 海外店舗が好調:中国、香港、シンガポールに新規出店
外食チェーンのサイゼリヤが連結決算を発表。2014年9月〜11月期は新規出店や商品力強化などで大幅に売り上げを伸ばした。
ファミリーレストランチェーンを運営するサイゼリヤは1月13日、2015年8月期 第1四半期(2014年9月〜11月)の決算を発表した。海外事業が好調で、営業利益は12億7900万円(前年同期比65.1%増)、経常利益は13億8000万円(同50.3%増)と大きく数字を伸ばした。
円安の影響による輸入原材料の価格高騰、労働人口減少による人件費の高騰などによって外食産業が厳しい状況にある中、同社は国内外における積極的な新規出店やメニューの改善による商品力の強化、生産コストの効率化などに努めた。その結果、2014年9月〜11月の売上高は324億5700万円となり、前年同期比で9.8%増加した。四半期純利益は、114.5%増の9億1100万円となった。
特に中国、香港、台湾、シンガポールといったアジア地域では、新規出店による顧客拡大などによって、売上高は67億200万円(前年同期比44.5%増)、営業利益は6億9900万円(同80.5%増)となった。同四半期の新規出店は、上海3店舗、広州6店舗、北京3店舗、香港1店舗、シンガポール2店舗。
日本でも、出店戦略を見直し、出店数を減らしたことで、売上高は257億4700万円(同3.5%増)、営業利益は5億4200万円(同49.4%増)だった。
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