コンコルドが一般道路を横断！その訳は……：編集長ヨシオカのシアトルレポート（2/3 ページ）

1月31日朝、シアトルのボーイングフィールド近辺で、引退したコンコルド、エアフォースワン、コンステレーションが一般道を横断する、という出来事がありました。ちょっと珍しいシーンだったので、写真たっぷり＆動画でご紹介します。

[吉岡綾乃，Business Media 誠] PC用表示関連情報

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続いて、エアフォースワンが道路を横断

　コンコルドが道を渡り終えると、次は米国の大統領専用機、エアフォースワンの番。今回移動するのは、ボーイング707をベースにした機体です。

けん引車に引かれてエアフォースワンが登場

ベースになっているのはB707。ボディには「UNITED STATES OF AMERICA」の文字が

道路を横断

機体全体のようす

　コンコルドと同様、エアフォースワンが静かに道路を横断し、無事に渡り終えかけたところでちょっとしたアクシデントが。エンジンが歩道の手すりにぶつかりそうになってしまったのです。

エンジンの高さがぎりぎりで、手すりにぶつかりそう……

係員2人が手すりの近くに駆けつけ、一人はこぶしを手すりの上に置き、もう一人はけん引車に向かって「オーライ！オーライ！」（とは英語で言わないようですが）と声を出して誘導。ソロリソロリとエアフォースワンが進んでいきます

こんなぎりぎりのところを通します

無事手すりを通過！エアフォースワンも、無事に道路を渡り終えました

　最後に道を渡ったのはロッキードのプロペラ旅客機、コンステレーション。前日、「『空の貴婦人』というニックネームが付いているくらいくらい美しい飛行機なんですよ」という話を聞いていたのですが、間近で実物を見ると納得です。

　コンステレーションは、エンジン4機を備えたプロペラ旅客機です。「空の貴婦人」のほか「コニー」のニックネームもあるそう。確かに女性的というか、優美なフォルムが美しい飛行機です。

ロッキードコンステレーションが道路を横断する様子

けん引車に引かれてゆっくりと方向転換するコンステレーション

私はこの飛行機を初めて見たのですが、「空の貴婦人」のニックネームも納得。翼といい機体といい、曲線がなんともいえず美しい！

道路に出て行くコンステレーション

横断中

こちらは手すりにぶつかる心配なし

尾翼が3枚。後ろ姿も美しい！

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