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“サイコロ型”の「四角いポテトチップス」を発売、味源
香川県に本社を置く「味源」は3月23日、これまで市場になかったサイコロ型の「四角いポテトチップス」を発売する。価格は500円(税込)。
「ポテトチップス」といえば、ポテトをそのままスライスした丸いモノを想像する人も多いのでは。香川県に本社を置く「味源」は「ポテトチップスのおいしい食べ方はもっとあるはず」と考え、これまで市場にはなかった“サイコロ型”の「四角いポテトチップス」を開発した。
四角いポテトチップス(訳あり)のハッピーサラダ味またはハッピーチーズコンソメ味は3月23日に発売され、価格はいずれも500円(税抜)。同商品は、よりコストの高い「低温真空フライ(バキュームフライ)製法」を用いて、「ポテトの色彩と風味を保持し、サクサクした新しい食感に仕上げた」(味源)という。
ただ、サクサクの食感を追求した結果、四角く加工する過程で、商品の一部の形が崩れてしまうことが明らかに。そこで崩れた商品を排除すると商品価格が上がってしまうため、今回は崩れた商品もあえて残し、商品名に「訳あり」を付けた。
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