ニュース
セブン&アイ、営業利益が3433億円超で過去最高:2015年2月期決算
セブン&アイ・ホールディングスが2015年2月期の連結決算を発表。コンビニ事業がけん引し、営業収益、営業利益ともに過去最高を更新した。
流通大手のセブン&アイ・ホールディングスは4月2日、2015年2月期(2014年3月1日〜2015年2月28日)の連結決算を発表した。営業収益、営業利益ともに過去最高を記録した。
営業収益は前年同期比7.2%増の6兆389億4800万円となった。特にコンビニエンスストア事業の増収と通信販売事業の新規連結が寄与した。コンビニ事業は2兆7277億8000万円(前年同期比7.8%増)。セブン-イレブンのセルフ式ドリップコーヒー「SEVEN CAFE」や新商品のドーナツ「SEVEN CAFE Donut」が好調だったほか、過去最高となる1602店舗を新規出店したことなどで売り上げを伸ばした。通販事業は1858億200万円だった。
同じく過去最高を更新した営業利益は3433億3100万円(同1.1%増)、経常利益は3414億8400万円(同0.7%増)だった。当期純利益は1729億7900万円(同1.5%減)となった。
2016年2月期の連結業績予想は、営業収益が6兆4000億円(前年同期比6.0%増)、営業利益3730億円(同8.6%増)、経常利益3680億円(同7.8%増)、当期純利益1930億円(同11.6%増)としている。
関連記事
- セブン-イレブンが“王手” 青森と鳥取に出店へ 残るは沖縄のみ
セブン-イレブンが青森県と鳥取県に出店する。残る未出店エリアは全国で沖縄県のみとなる。 - なぜセブン-イレブンは“王者”であり続けるのか
セブン-イレブンの快進撃が止まらない。2014年4月に消費税が増税され、他のコンビニが苦戦する中、セブンは売り上げを伸ばした。セブンカフェやセブンプレミアムなど、なぜヒット商品を生み出すことができるのか。現役コンビニオーナーの川乃もりやさんに話を聞いた。 - セブン-イレブン、1杯100円のレギュラーコーヒー「SEVEN CAFE」全国展開へ
セブン-イレブン・ジャパンが、セルフサービス方式のレギュラーコーヒー「セブンカフェ」を全店舗で本格導入する。1杯取りペーパードリップの専用マシンを開発した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.