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ノエビアHDが21億円の設備投資 子会社のドリンク製造ラインを新設
ノエビアホールディングスの子会社である常盤薬品工業は、エナジードリンクなどの製造ラインを増設して生産拡大を図る。
化粧品や食品などを販売するノエビアホールディングスは4月15日、子会社の常盤薬品工業の三重工場にドリンク製造ラインを新設すると発表した。設備投資額は約21億円で、2015年11月初旬に完成予定。
エナジードリンクや美容ドリンクなどの市場拡大が見込まれることから、生産能力を3割増強し、「眠眠打破」や「グロンビター」といったドリンク製品の安定受注、売り上げアップを図る。
ノエビアHDの直近の決算である2015年9月期 第1四半期連結累計期間(2014年10月1日〜12月31日)において、医薬・食品事業は、売上高が30億2100万円(前年同期比13.4%減)、セグメント利益は1億6300万円(同9.7%増)と低調に推移した。
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