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山崎製パン、高品質戦略で営業利益は39%増 15年第1四半期
山崎製パンが2015年12月期 第1四半期の決算を発表。税制改正に伴う税負担の増加によって純利益は前年比で大幅減になるも、売り上げ、営業利益は伸ばした。
山崎製パンが4月28日に発表した2015年12月期 第1四半期の当期純利益は、前年同期比で58.9%減の30億1000万円だった。税制改正による法定実効税率の引き下げに伴い繰延税金資産の減少が原因。
連結売上高は2504億2600万円(前年同期比4.3%増)、営業利益は58億1900万円(同39.7%増)、経常利益は59億7400万円(同36.2%増)となった。同社の売れ筋である「厳撰100品」など主力製品の拡販を図るとともに、高品質、高付加価値戦略を推進した。
食パンや菓子パンなどの食品事業は、売上高が2329億6000万円(同4.4%増)、営業利益は63億4300万円(同38.1%増)だった。ドーナツの新製品や「おいしい菓子パン」シリーズが伸長した。
「デイリーヤマザキ」のコンビニエンスストア事業については、直営店の増加によって営業総収入は151億8200万円(同2.3%増)となったが、直営店増に伴いコストも膨れ上がり、営業利益は10億200万円の赤字(前年同期は9億4900万円の赤字)だった。
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